2月18日(木) 晴れ時々雪
自分で選ぼう(製作・文化活動)
午後でも気温は氷点下が続き、陽光が当たったかと思えば、またすぐ雪が降るという、寒い一日です。
そんな中、子ども2人で、ゆっくり・・・じっくり・・・と製作に取り組みました。
Gくんは、「プラ板」でお気に入りのキャラクターを描いていきます。
来所する度にその腕は上達していますが、今日は途中で休憩を上手に取りながら、
丁寧に色を塗り分けた素晴らしい出来栄えの作品が完成しました。
写真が好きなYさんは、「やまびこフォト撮影」に出かけました。
雪の止み間に、やまびこの展望台に上がって、美しい雪景色を写真に収めていきます。
中学卒業が間近に迫ったYさん。通い慣れたやまびこの風景を心に刻みつつ、
スタッフとトークを楽しみながらの撮影でした。
頑張っていた2人も、後半は集中力が切れたかな…と思っていたのですが、
今日はここからが2人の素晴らしいところでした。
「まぁやってみることだよ」
「時間はもうちょっとある!」
と声をかけたところ、また「心のエンジン」がかかったようです。
Gくんは「もう無理~」と言いつつ、残り時間いっぱいで「ぬり絵」に挑戦しました。
色を塗るのが上手で、プラ板の経験も生かされてか、秘めた力が発揮されました。
Yさんは、撮影した写真を使って、「やまびこ展望台写真集」を作っていきます。
いざやってみるとどんどん手が動き、いきいきと作業を進めていきます。
まず「やってみる」ことって、大切ですね。
きゃすりんは、またまたまた(!)目から涙を流して、2人の成長を喜びました。
口まで流れてきたその涙は、何だか「目薬みたいな味」がしましたが、
「やってみる」ことの大切さを感じた、ステキな時間でした。
(書き手:きゃすりん)