ブログ
2019年4月~2020年3月
兵庫県立但馬やまびこの郷 >ブログ>2019年4月~2020年3月 >第33週が始まりました

第33週が始まりました

感謝の卒業式
2月21日(金)晴れ
活動の振り返り、清掃活動、お別れ会、中3生卒業式


あっという間に最終日がやってきました。
最初は、在校生のお別れ会。
初めて出会う子同士も多く、初日は緊張のスタートとなったようですが、
最終日のコメントは、
「緊張していたけれど、みんな優しく声をかけてくれたので嬉しかったです」
「初めての人も多かったけれど、安心して過ごすことができました」
「知らない人が多かったけれど、すぐに打ち解けて仲よくなれました」
と、活動を通して人とかかわる中で、仲よくなり、安心して過ごせたことが分かります。

在校生のお別れ会のあとは、中3生の卒業式です。
4名それぞれが、スタッフへのお礼の言葉と、在校生へのメッセージ、
そして家族への感謝の言葉を述べました。
「やまびこの郷に来て人とかかわることで、自分はずいぶん変わりました。
 これまでいつも見守り支えてくれた母に感謝しています」
「仕事が忙しいのに、やまびこの郷を見つけてきてくれて、送り迎えをしてくれてありがとうございました。
これからもよろしくお願いします」
「スタッフの皆さんには感謝しかありません。
それから忙しい中で、『行きたい』と言えば送り迎えをしてくれたお母さん、ありがとう」
「回数は少なかったけれど、スタッフのおかげで、安心して楽しく活動し、たくさんの経験をすることができました。
 お母さん、これまで反抗的な態度をとったり、自分が思うままに好きなことを言ったりしても、
 いつも受け入れてくれてありがとう。これから、感謝しながら生きていきたいです」
と、言葉の中に成長が感じられて胸が熱くなりました。

これからの人生、悩むことがたくさんあると思いますが、
最後には「わたしはこうする」と決めて、一歩踏み出してほしいです。
つまずいて立ち止まったら、また考えて「次はこうする」と決めて進む。
その時には、ぜひ周りの人たちの助けを借りてください。
あなたたちは、一人ではありません。
そして、うまくいかなくても、自分のことを嫌いにならないでほしいです。
ひとりずつが、たくさんよいところを持っています。
これからも、ずーっとずっと応援しています。

(書き手:まっちぃ)



 
本物に触れることの大切さ
2月20日(木)晴れ
 「遠くへ出かけよう」兵庫県立美術館、人と防災未来センター


今日は、「兵庫県立美術館」と「人と防災未来センター」に行って来ました。
両施設とも、初めて行く場所です。

兵庫県立美術館は、特別展として「ゴッホ展」が開かれていました。
ゴッホと言えば「ひまわり」…。
ゴッホに関して、これ以上の知識がないこんちゃんでしたが、本物の作品を観て感動しました。
間近で観ると塗り重ねられた絵具が立体感を与え、さらに迫力を感じました。
写真では伝わらないものが、本物からは伝わってきます。
子どもたちも、一つ一つの作品をじっくりと観て回っていました。
観覧後、NくんやTKくんも「すごかった」と感動していました。

人と防災未来センターでは、阪神・淡路大震災について学びました。
震災の恐ろしさだけでなく、防災の大切さ、人と人が助け合うことの素晴らしさなども学びました。

活動後、時間があったので、近くのなぎさ公園で鬼ごっこなどをして遊びました。
キラキラと輝く子どもたちの笑顔を見ながら、平和なひとときに幸せをかみしめるスタッフ一同でした。
(書き手:こんちゃん)
ワンランク上のプラ板作り!
2月19日(水) 天気:晴れ
午前「自分で選ぼう」 製作活動
 


数ある『やまびこの郷製作メニュー』の中で、自由にイラストや色を選んで
自分好みのデザインで作ることができるプラ板は、不動の人気ナンバーワンです。
今日も13人中11人がプラ板の製作に励んでいました。

そんなお馴染みのプラ板ですが、完成するまでの過程を見ていると
毎回、子どもたちの発想力に驚かされます。

今日は、別々のサイトから見つけたアニメのキャラクターを1枚のプラ板に写し書き、
夢の共演を果たすというオリジナル作品を作る強者が(@@)

一言でプラ板と言っても、う~ん、奥が深い!

他にもスタッフと一緒に紙粘土でマカロンを作る子、
アルミホイルを丸めて金槌で叩きながら形を整えてカチカチの“玉”を作る子など
自分で考え、自分で選んだ活動に没頭する姿が見られました。
(書き手 ガックン)
気分は映像クリエイター♫
2月18日(火)午後 天気:曇り
「地域と交流しよう」 朝来市ケーブルテレビセンター



たくさんのモニターとミキサー機器、そして床を這う無数のコード類。
中に案内してもらうと、テレビで見たことのあるスタジオの光景が目の前に広がっていました。

まずは、ニュース制作の現場を体験させてもらうことに。
アナウンサー役、ミキサー役、モニターのスイッチャー役に分かれます。

「本番5秒前、4、3、2、…」
全員が見守り緊張感が急上昇する中、アナウンサー役に挑戦してくれた4人は
実際のニュースで使われた原稿を上手に読み上げていました。

続いて、撮影&編集体験もさせていただきました。
全員が1カット15秒の映像を3カットずつ撮影して、後でパソコンを使ってつなぎ合わせていきます。

小中学生の「将来なりたい職業ランキング」で、すっかり上位に定着した“ youtuber ”。
動画を見る側だった子どもたちが、配信するまでの苦労を知ることができました。

最初は恐る恐るカメラやマウスを操作していた子どもたちが
最後には、みんな笑顔で前のめりになってモニターを見つめていました(^^)

朝来市ケーブルテレビセンターの皆様、貴重な体験をありがとうございました。
(書き手 ガックン)
 
もちつきに挑戦!!
2月18日(火)雪☃
料理を作ろう(もちつきに挑戦(雑煮)、切り干しダイコンの煮物)


雪です。
昨日は「雪が、ない!」状態だったのですが、昨夜から雪になりました。
子どもたちは、元気です。元気にいろりの館で今年度最後のもちつきをします。
3つのグループに分かれて、順番に3臼つきます。

もちつきの順番を待つグループは、切り干しダイコンの煮物と、雑煮のおつゆを作ります。
様子をのぞきに行くと、ちょうど切り干しダイコンの煮物の味見をしているところです。
「まっちぃも味見してみて」
とすすめられたので、さっそく喜んで味のしみ具合を確かめます。
「うん、美味しい!」
「でしょ、でしょ」
とみんな自信満々です。

雑煮のグループは、おつゆの水の量を量っているところです。
「500㎖のカップで16杯!」
と、1杯ずつ慎重に計って鍋に入れています。
材料は、きれいに切ってあり、鍋への投入を待つばかりとなっています。

手際がよく、作業はどんどんはかどって、20人分が完成です。
早めの昼食アナウンスがかかりました。
あれ?
待ちきれず、美味しすぎたのか、お雑煮の写真を撮り忘れたようです。
美味しいお雑煮と、切り干しダイコンの煮物は、みんなのお腹に収まりました。

(書き手:まっちぃ)



 
また、また、雪が、、、ない!
2月17日(月)曇り
出会いの集い、お互いを知ろう


今週も中学3年生がやって来る卒業週です。
またまた、雪のない但馬やまびこの郷です。
雪がないせいか、夜にはシカがクラフト広場辺りに出没しています。
スタッフは夜帰るときに、シカと鉢合わせしないかドキドキです。
子どもたちは、夜出歩いたりしないと思いますが、星の館の近くまで来ることもあるので要注意です!

今日は出会いの集いで、なっぴーからインフルエンザや新型コロナウイルス予防のお話をしてもらいました。
感染経路は2つ。
飛沫感染(感染者がせきやくしゃみをすると、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染する)と
接触感染(感染者がウイルスのついた手で周りのものに触れ、別の人がそのものに触れてウイルスが手に付着し、口や鼻から感染する)があるそうです。

予防は、とにかく
①流水と石けんで、丁寧に手を洗う
②手洗いの後は、清潔なタオルで水分を拭き取る
③アルコール消毒液で、手の清潔を保つ
 咳が出るな…と思ったら、マスクで咳エチケット!

体調管理をしっかりして、元気に4泊5日を乗り切りましょう。

(書き手:まっちぃ)