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2019年4月~2020年3月
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第30週が始まりました!

第30週が終わりました
1月24日(金)雨
活動の振り返り、清掃活動、お別れ会


男子1人であとはみんな女子、という第30週。
最初は大丈夫かな?と心配していましたが、
そんな心配は無用でした。

活動中もやまびこタイムも、男女仲良く過ごし、
活動と活動以外の時間のけじめをしっかりつけられる子どもたちでした。
食事のときには、ちょっと苦手なものがある子の代わりにそれを食べてくれる子がいたり、、、。

何より、今週は後片付けがとてもてきぱきしていて感心しました。
活動のあとも、食事のあとも、最終日の掃除もてきぱき。
それぞれ役割を自覚して自分ができることをする、という子どもたち。
実に気持ちが良かったです。

スタッフから子どもたちへのコメントを聞いていただいた後、
今回で3回目入所の子の保護者が、
「子どもの様子を聞いていると『アサリの酒蒸し』を思い出しました」
とおっしゃいました。
アサリにお酒をかけて、レンジで温めると、ひとつずつ貝の口が開いていきます。
子どもがやまびこの郷に入所するたびに、安心して少しずつ変わっていく様子を例えられたのです。

やまびこの郷でいろいろな人とかかわりながら活動することを通して、
少しずつ自分らしさが発揮され、変わっていく。
また、自分はこれでいいんだと思え、自信がもてるようになることができる場所として
これからもあり続けたいという思いを強くしました。

(書き手:まっっちぃ)


 
アイススケートに挑戦!
1月23日(木) 雨のち曇り
「遠くへ出かけよう」 円山川公苑


心配していた雨も、城崎に着くころには上がり、まずは、温泉街を散策することにしました。
城崎温泉駅をスタートすると、すぐに飲泉場があります。
「こんちゃん、飲んでみて」ということで、コップに入れて飲んでみると、「う~ん、しょっぱい」
でも、便秘に効果があるということで飲み干しました(明日の朝、楽しみ♪)。
駅通りを越えて、北柳通りを歩いていくと薬師源泉があります。
その横にある足湯にしばらく浸かり、円山川公苑に向かいました。

円山川公苑に到着すると、まず腹ごしらえをして、いよいよスケート開始です!
スケートをするのが、初めてだったり久しぶりだったりする子が多い中、
全員がインストラクターさんの話をしっかり聞きながら、黙々と練習に励み、
みるみる上手になっていきました(素晴らしい!!)

こんちゃんも、この3年間、何度か滑っていたら、いつの間にか上達していました。
そして、調子に乗っていると…『ドンッ』。見事に転んでしまいました(涙)。
すると、みんなの大笑いとともに大きな拍手が!
やっちまったなぁ。でも、最後にみんなの笑顔が見られて良かったかな(笑)。
(書き手:こんちゃん)
体を動かすって、気持ちがいい!!
1月22日(水)曇り
自分で選ぼう(スポーツ活動)


今日は、虹の館でスタートのスポーツ活動。
いつものように準備体操や柔軟、ストレッチでしっかりと体をほぐした後、
フライングディスクで的を狙います。
的をくぐれば、的までの距離を長くしてチャレンジは続きます。
それから、みんなでドッジボールです。
1日体験で来てくれた男子も加わって、盛り上がります。

休憩をはさんで、
最後は自分がしたい種目を選んで汗を流します。
バレーボール、バスケットボール、バドミントン。
明日のスケートに備えて、インラインスケートをする人も。

しっかり体を動かして、やまびこの館に戻ってくると、
みんな口々に
「おなかが空いた~」
「早く、ご飯が食べた~い」

しっかり体を動かして、しっかり食べる!!
の3日目でした。

(書き手:まっちぃ)
 
自分で選ぼう!
1月22日(水)曇り
自分で選ぼう(製作・文化活動)


製作のへやへ行くと…
ちょうどプラ板の下絵選びをしているところでした。
「うわ~。この笑顔、いい!!守りたいわ~」
と印刷してもらった下絵を見つめてうっとりしています。

前回からの続きを始めている人、
下絵の上にプラ板を乗せて、さあ!やるぞ!!と取りかかる人。
今日は、みんなプラ板を作るようです。
決まった人は、自分の作品作りに没頭。
静かになります。

まずはやりたいことがある、ということが大切。
没頭できるということが自分の癒やしにもなります。

次に見に行くと、プラ板を焼き終わった子が
「めっちゃうまくできた~!」
と満足のおたけび!?

後の人たちは、一心に色塗り中です。
それぞれ、描きたいもの、作りたいものを作る集中した時間が流れた活動時間でした。

(書き手:まっちぃ)

 
伝統の技を身につけよう
1月21日(火) 雨
「地域と交流しよう」竹ぼうきづくり


山東町在住の山本さんを講師に招き、竹ぼうきづくりに挑戦しました。
竹ぼうきと言えば・・・
そうです!あの、「お出かけですか?レレレのレー」の
竹ぼうきです(笑)

竹の長さを揃えて針金で巻いていくのですが、
見ていると簡単そうなのに、なかなか上手くできません。
しかし、楽しい雰囲気の中、山本さんに手伝っていただきながら、
最後には、全員ステキなほうきが出来上がりました。

Sちゃんが、出来上がったほうきを見ながら、
「金曜日は、この竹ぼうきに乗って家に帰りたいな」と言うと、
みんなで「(魔女の宅急便の)キキみたいだね」と言って笑いました。

最後に、それぞれのMyほうきを使って、
早速、クラフト広場を掃除してくれました(ありがとう)。
貴重な体験をさせていただきました。山本さん、ありがとうございました。

(書き手 こんちゃん)
心もポカポカあったか料理!
1月21日(火)雨
料理を作ろう(白菜ロール和風スープ、ポテトサラダ)


どんな感じかな?
と、製作のへやをのぞいてみると、楽しそうにおしゃべりしながら笑顔で作業する子どもたちの姿があります。
白菜ロールとポテトサラダの担当に分かれて、
材料の下ごしらえ中です。

もうすでにジャガイモはグツグツ茹でられ、
サラダに入れる卵がお湯の中で踊っています。
キュウリを切ると、まな板からコロコロころがり、
「言うことを聞かないキュウリだわ~」
また、笑顔がこぼれます。

白菜ロールのほうも、タマネギやニンジンのみじん切りをしたり、
白菜を茹でたり。
「白菜は、白い芯のほうから茹でると、うまくいくよ」
とアドバイスすると、しばらくして
「あ~、ほんとだ」
と納得してくれました。

今週の子どもたちの素敵なところは、準備が終わるとさっと後片付けにとりかかるところ。
「料理しながらかたづけるの。そうすると、気持ちがいいよ」
という子の言葉を聞いて、これはきっとお家でも料理を作っているんだろうな、と感心しました。

そして、いよいよ白菜ロールを巻く段です。
ひとつお手本を見せた後は、みんなガックンから白菜の上にタネを置いてもらって
くるくると巻いていきます。
巻き終わりは爪楊枝で止めたり、大きな葉なら最後に端をうまく巻き込んだりして
次々に巻きあがっていきます。
みんな上手!!

できあがったポテトサラダが気になって何度も味見をしている人も、、、
白菜ロールを煮込む間に、また後片付けです。

いつもより、少し早く食堂での配膳が終わり、早めの昼食となりました。
白菜ロールは優しいお味に。
ポテトサラダは最後に足した塩コショウが決め手となり、ピリッとしまった味になりました。
ナイフとフォークを使ってレストランのようにいただきました。
「美味しい!!」
心も体もポカポカです。ごちそうさまでした。

(書き手:まっちぃ)


 
暖かな第30週のスタートです
1月20日(月)晴れ時々曇り
出会いの集い、お互いを知ろう


今日は「大寒」。
今年は雪が降りませんが、1年で一番寒い時期と言われています。
朝の冷え込みとはうって変わって、暖かな午後。
やまびこの郷の4泊5日が、始まりました。

今週は、女の子の多い週です。
中学2年生の男子と女子が1人ずつ。
あとは小学5年~中学1年の女子ですので、中2のお兄さん、お姉さんがたよりです。

と、話をすると中2男子のお母さんが
「家ではいつも一番下なので、一番小さい子、弟として甘えることが多くなります。
ここに来ると家とは違う経験ができるので、楽しみです」
と、おっしゃってくださいました。
今週初めて宿泊体験をする人も2人いますが、
1人ではできない、また家ではできないことばかりですので、
みんなで協力しながら、助け合いながら、ぜひ活動と人とのかかわりを楽しんでほしいです。

その願い通り、野菜の収穫や明日の竹ぼうき作りの材料準備など、
寒い中でもみんなで協力してくれる姿がとても嬉しかったです。


(書き手:まっちぃ)